約 2,096,489 件
https://w.atwiki.jp/telespo2013/pages/502.html
フジテレビ系列 全日本フィギュアスケート選手権2013 男子ショートプログラム 12/21(土) 19 00~20 54 A枠60秒 - Aflac、コーセー、ネスレ日本 30秒 - 三共生興、トヨタ自動車、JP郵便局、龍角散、ヤマハ音楽教室、Windows B枠1 30" - NTTドコモ 60秒 - Kao、日本生命 30秒 - HONDA、コカ・コーラ、カルピス、キヤノン、サントリー 女子ショート/男子フリー 12/22(日) 19 00~22 49 ※「Mr.サンデー」55分繰り下げ A枠60秒 - Kao、住友生命、NTTドコモ、ロッテ 30秒 - HONDA、三共生興、カルピス、キヤノン B枠60秒 - ニチレイ、コーセー、Aflac 30秒 - トヨタ自動車、Windows、龍角散、JP郵便局、第一三共ヘルスケア、コカ・コーラ C枠1 30" - ソフトバンクモバイル 60秒 - Kao、日本生命 30秒 - キヤノン、サントリー、コカ・コーラ、HONDA、カルピス D枠60秒 - ネスレ日本、Aflac、コーセー 30秒 - 三共生興、JP郵便局、トヨタ自動車、龍角散、Windows、ヤマハ音楽教室 女子フリー 12/23(月) 19 00~21 45(ステブレレス) A枠30秒 - 高須クリニック、大和証券グループ、アサヒF H、鹿島建設 B枠1 30" - ソフトバンクモバイル 60秒 - サントリー、横浜ゴム 30秒 - NTTドコモ、ENEOS、ヤマハ音楽教室、ピザーラ、トヨタ自動車 C枠60秒 - コーセー、Aflac、ニチレイ 30秒 - JP郵便局、龍角散、コカ・コーラ、第一三共ヘルスケア、Windows、トヨタ自動車 D枠60秒 - 花王、NTTドコモ、ロッテ、住友生命 30秒 - 三共生興、HONDA、カルピス、キヤノン メダリスト・オン・アイス 12/24(火) 19 00~20 54 A枠(ローカル)60秒 - ニチレイ 30秒 - 高須クリニック B枠30秒 - P G、小林製薬、ロート製薬、マクドナルド、プロアクティブ、住友生命、三共生興、(PT)花王(ニベア)
https://w.atwiki.jp/sagittarius/pages/48.html
日本スケート連盟の城田憲子という人が悪いと聞いたけど? たしかに城田さんは完全無欠のディレクターではありません。特にマスコミへの対応はド素人と言われても仕方が無いと思います。 城田さんと選手の二人の間では了解が成立していても、事情を知らない第三者が聞くと目をむくような直接的な発言をしてしまうこともあります。 自分の発言がマスコミにどう利用されるかとか、内部事情を知らない人が誤解するんじゃないかとかいう配慮は少ない人です。 しかし、現在の、黄金時代と言われるほどに分厚い選手層を創り出した最大の功労者が城田さんであることも事実です。 「城田女史が陳情もしない理由とその正当性」 ~駄目もとで嘆願書を出すくらい、やってくれても良いんじゃないか?~ 事態はそう単純ではありません。まず、フィギュアスケート界が、残念ながら各国の思惑や政治的圧力、裏取引などを完全には排除出来ていない世界であるということをアタマに入れておいてください。それは端的にはルールづくりや審判の点数の甘辛という形で、競技に影響を与えます。 さて、ご存じのように現在の日本女子シングルの陣容は、掛け値なしに世界最高です。しかし、どちらかと言えば後発でしかも白人系ではない国である日本のこのような躍進が、世界のどこからも好意的に見られているとは言えません。日本のファンの中には、昨年の荒川選手の世界選手権制覇以降、目に見えて日本人選手へのジャッジが辛くなったと考えている人もいます。 そのような中、新たに浅田選手のような極めて高い能力を持つ選手を、特例でオリンピックに出せと日本から言い出したとしたら、日本への風当たりはさらに強いものになり、日本人選手に不利なルール変更や辛いジャッジングが出てくる可能性も、皆無とは言い切れません。 それはあくまでも可能性であり、しかも藪の中で行われる類のものですから、その存在は明確な形では立証されないでしょう。 しかし、実際にオリンピックで競技に臨む選手たちが、ジャッジに対して疑心暗鬼に陥り、実力を発揮出来なくなる可能性は明確に増大します。 加えて、嘆願書を出すということは、日本スケート連盟が自分たちよりも浅田選手を重要なものと考えているという意味に受け取られるでしょう。そのような心境の選手が、持てる実力を出し切る可能性は小さいと言わざるを得ません。日本スケート連盟は浅田選手の為にあるのではありません。3人の代表選手に最高の演技が出来る環境を用意するのが、日本スケート連盟の役割のはずです。 一言で言えば、期待出来るリターンに対して、発生するリスクが巨大過ぎるのです。 でも真央なら勝てるでしょ? グランプリ・ファイナルでは、あわただしい日程の遠征で調子を落としたスルツカヤ選手と対戦して、10点未満の点差でした。 これは審判の気分次第で簡単にひっくり返る点差ですし、そもそもトリノでメダルを狙うような選手は、グランプリ・ファイナルの時点でコンディションをピークに持ってくるような調整をしません。トリノでは、コーエン選手もスルツカヤ選手もあんなものでは無いと思われます。 加えて、トリノでは大観衆の圧倒的な声援というホーム・アドバンテージも失われます。 しかも、浅田選手がトリノに出る為には日本スケート連盟からの嘆願、理事会、総会という「めんどくさい」手続きを各国の協力を得て行わなければなりません。 このようなことを考え合わせると、仮に浅田選手がトリノに出たとして、彼女が金メダルを持ち帰る可能性は、さほど大きなものではないでしょう。 そもそもなんでGPFに出したのか?五輪に出られないなら、GPシリーズにも出さなきゃよかったじゃん なぜGPシリーズに出したのか、明確なところはファンにはわかりません。 が、城田強化部長の「経験を積ませたかった」という発言から推測できることはあります。 ジュニアでチャンピオンになり、満を持してシニアに進んだはいいけれど、なかなか結果が出ない…ということは毎年のように起こっています。 数年後にトップ選手になれればまだいいのですが、特に女子の場合、身体の成長によってバランスを崩し、不調になる時期と重なる選手が多いせいか、以降ほとんど名前を聞かないということも珍しいことではありません。 あらゆる意味で規格外の選手である浅田真央にそのような心配は無用かもしれませんが、実際シニアの大会に出てみなければわからないことはたくさんある。東京で開催される07年の世界選手権で上位を期待される浅田選手であるからこそ、シニア1年目を五輪の重圧とは無縁の状態で、シニアの雰囲気や上位選手の滑りを体験し、来るべき06-07シーズンの東京ワールドでは、新世代の女王として花開いてほしい。 是非についての論議は別として、このような意図のもとにGPSに派遣されたのではないかと思われます。 確かに、五輪・選手権大会とその他の試合で年齢制限が異なるというルールが今回の混乱の原因のひとつであるといえます。 今後議論になり、改善されることもあるかもしれません。 チンクワンタ会長も「将来的には年齢制限は14歳以上という形になるんじゃないか」と言ったそうですが それはチンクワンタ氏個人の意見であり、連盟の総会で可決されたルールではありません。 チンクワンタ氏個人の意見は連盟のルールを無効化しません。 でも浅田選手が出ないとオリンピックの競技会としての価値が失われるんじゃないの? オリンピックを「誰が一番強いか決める場」と捉えるならば、そういう考え方も出来るでしょうが、フィギュアスケートにおいてはこの前提が妥当しにくい側面もあります。 何故ならば、フィギュアスケートは採点競技であるが故に、誰が一番強いということを厳密には決められないからです。演技の結果として得点は出ますけれども、採点には若干の紛れがあるので、互角の実力を持つ選手がいずれも実力を出し切った演技をした場合、誰もが納得する形で勝負をつけられないのです。 例えばジャンプの際のエッジの使い分け(ジャンプの種類が決まる)や、着氷までに何回転したかの判定は電子機器ではなく人間の目で行いますから、微妙なジャンプでは、ジャンプの種類の判定や回転数の認定に運が紛れ込みます。また、複数の審判の出した数字を乱数発生器でランダムにサンプリングして得点を計算するので、選ばれた数字次第で若干、得点が上下します。これも運です。さらにプログラムコンポーネンツと呼ばれる要素(スケート技術、要素の繋ぎ方の上手い下手など)は厳密な算出式に従って数値化するのではなく、やはり人間の印象による判断ですから、ここにも運が紛れ込みます。 それでは、フィギュアスケートの競技会には意味が無いのでしょうか? そんなことはありません。明らかな実力差があれば明確に点差になって現れて来ますし、選手の調子によっても点数は上下します。 もちろん転倒や回転数不足などのミスがあれば点数は下がります。つまり、実力同等の選手がともに同程度に実力を発揮するという局面以外では、ちゃんと「どちらがより良い演技をしたか」は点差として決まるのです。 おわかりでしょうか。フィギュアスケートの競技会は「誰が一番強いのか」ではなく、「その競技会では誰が一番良い演技をしたか」が争われるのです。競技会の権威が上がれば上がるほど、有力な選手が沢山エントリーしてきますから、自然、オリンピックや世界選手権で勝つということは「大きな名誉」になるのです(「最強の称号が手に入る」わけではありません。実力同等の選手の勝負は運が大きく作用しますから)。 つまり、オリンピックというのは 「最強の選手を決める」競技会というよりも、「開催数の少なさと出場選手の平均レベルの高さ故に最も勝つのが難しい大会で、誰が一番良い演技をするか試す」競技会なのです。 「最強の選手を決める」大会であれば、浅田選手が出場しないことはその価値を大きく減じる可能性もあるかもしれませんが、フィギュアスケートの場合はむしろ、権威ある大会への出場を果たした選手たちが、その権威に導かれて最高の演技を見せてくれるのを楽しむ大会ですから、浅田選手の不出場が競技会の価値を決定的に損なうことは無いのです。 浅田選手が出る、出ないに関わらず、出場した選手たちは持てる能力の限界に挑む演技を見せてくれるでしょう。結果として、トリノでもまた伝説として語り継がれるような名演が いくつも生まれるはずです。浅田選手がいるいないという程度のことで、名演の生まれる可能性は下がったりはしないでしょう。
https://w.atwiki.jp/sumaburamousougame/pages/356.html
なんでもアシストフィギュア&モンスターボール投票にようこそ!! ゲームが原作でないキャラクターは削除させていただきます。 このページは2024年07月02日 (火) 20時10分56秒に更新されました。 アシストフィギュア 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 コモド・ジョー&モー(クラッシュ・バンディクー) 10 (16%) 2 ピンストライプ(クラッシュ・バンディク-) 9 (15%) 3 ココ・バンディクー(クラッシュ・バンディクー2) 8 (13%) 4 ドクター・エスカルゴン(アニメ版星のカービィ) 6 (10%) 5 トッコリ(アニメ版星のカービィ) 5 (8%) 6 ブラスターコング(アニメ版ドンキーコング) 4 (7%) 7 スリッピー・トード(スターフォックス) 4 (7%) 8 ドロッチェ(星のカービィ 参上!ドロッチェ) 2 (3%) 9 大友(アウトレイジ) 2 (3%) 10 インデックス(とある魔術の禁書目緑) 1 (2%) 11 ウォルキヌス 1 (2%) 12 クリーム・ザ・ラビット(ソニックアドバンス2) 1 (2%) 13 ジンジョー(バンジョーとカズーイの大冒険) 1 (2%) 14 ディプシーオルカ 1 (2%) 15 メガシードラモン 1 (2%) 16 メタルシードラモン 1 (2%) 17 ラストティラノモン 1 (2%) 18 初春飾利(とある化学のレーレガン) 1 (2%) 19 青眼の白龍 1 (2%) 20 青眼の究極龍 1 (2%) その他 投票総数 61 モンスターボール 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 コダック 2 (15%) 2 ペラップ 2 (15%) 3 ドーブル 2 (15%) 4 パッチール 2 (15%) 5 デリバード 2 (15%) 6 ルチャブル 2 (15%) 7 ムシャーナ 1 (8%) その他 投票総数 13 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/figbr/pages/158.html
炎のさだめ ◆6O/b6a0evc 視線の先には無防備なフィギュアの頭部。 UCR-10/Aに遠慮する必要などなく、無慈悲に銃の引き金を引いた。 ------- ガンバスター=ノリコは先程の戦闘を終えてから周囲を探索していた。 戦闘の相手であったロボットを探すのもあるが、まずはあの時逃げた少女型のフィギュアを保護する為だ。 「う~ん……見つからない」 『泣き言を言わないの』 「だって~……」 あの少女は移動が速い、ということがわかった以外、成果は上がっていない。 屋外には自分以外のフィギュアの姿は見えない。先程戦ったロボットも、少女の姿もない。 もしかしてどこかの家……屋内にいるのだろうか? そう考えたとき、サブAIのカズミから話しかけられる。 『ノリコ、文具店から物音が聞こえるわ』 「本当……暴れてるみたい……それに、この声!」 聞こえる物音の中に先程の少女の声を確認したガンバスターは迷わずに窓を蹴り割ってダイナミック入店した。 ------- 「島風には、追いつけないんだからー!」 自分を狙う無数の銃弾から、島風は必死に店内を逃げ回っていた。 入店後、いつもの様に連装砲ちゃんを全員出して話しかけようとしたのが島風の命を救った。 その時に体勢を変えたことで、UCR-10/Aの不意打ちは偶然にもマントで防ぐことが出来た。 「もー、しつこーい!」 それからは今まで命を賭けた追いかけっこが続いている。 熟練の戦士であるUCR-10/Aの攻撃を避け続けているのは、流石『島風』といったところ。 逃げるのに荷物にしかならないピッコロのマントを入り口に置いてきたのは正解だった。 修行が出来てないのは気がかりだが、まずは後ろの相手を引き離してからだ。 「島風がこの店で一番速いんだから!」 そろそろ店を一周して入り口に向かっているはず……マントを回収したら一気に外に逃げよう。 電力を大分減ってきたし、どこかで充電しないといけない。 また後ろのUCR-10/Aがライフルを撃つが、銃撃は島風ではなく的外れの方向に飛んでいく。 相手も疲れてきたのかなと島風は思ったが……それが間違いだった。 「えっ」 派手な物音と共に巨大な落下物が島風の行く手を塞いだ。 直後、島風を衝撃が襲った。 UCR-10/Aも初撃を防がれてから何の考えも無しに島風を追い続けてたわけではない。 目の前の標的はブースターも備わってない少女のフィギュアなのに、どういうわけかこちらよりも速度を出している。 ただ素早いだけの相手なら銃撃を当てることは簡単だが、少しは戦闘が分かってるらしくそう簡単には当たってくれない。 なら搦め手を使うまで……既に店内を一周する頃には店のどこに何があるか……その位置情報がメモリーに記録されていた。 速いなら動きを制限してやればいいだけだ。彼は島風の進行方向上にあった商品棚を撃ち、その上にあった大型バインダーをぶちまけた。 人間なら踏み越えられるし、自分や最初に撃破した相手のような機体ならバーニアにより飛べばいい。 しかし今回はブースターもなくただ速く走るだけ……大きい障害物があれば立ち止まるしかない。 その隙だらけの姿を見逃すはずもなく、無防備な背中を撃った。 ------- 「そんな……間に合わなかったの!?」 店の中に入ったガンバスターが目にしたのは、倒れた少女とそれを撃ったと思われるロボットの姿だった。 自分がもう少し早く来てたら……そんな後悔と、この惨状を生み出したロボットへの怒りが湧いてくる。 『ノリコ。落ち着きなさい』 「お姉様……わかってます。わかってるけど!」 それでも割り切れない物がある。 宇宙怪獣から人類を守る正義のロボット、ガンバスター。 そしてそのパイロット、タカヤノリコのデータを与えられた彼女にとって、この現状で落ち着くなど無理だった。 少女を撃ったロボットはこちらに銃口を向けてきた。 次はお前だ、とでも言いたげに。 アレは宇宙怪獣と同じく……人に害なす敵だ。 そう判断したガンバスターは敵……UCR-10/Aとの戦闘に入った。 UCR-10/Aとガンバスター、2体の戦闘は激しいものとなった。 正確な、時には搦め手を使うUCR-10/Aの攻撃をパワーでねじ伏せていくガンバスター。 お返しにとガンバスターはビームを放ち、時には接近して斧を振るうが、店内という地形を使い回避するUCR-10/A。 文具店は物取りにでも遭ったかのように悲惨な状況になっていた。 お互いの電力が尽きるまで続くかと思われた戦闘だが、戦場が書道用品のコーナーへ移ったときに事態は急変した。 UCR-10/Aが銃を乱射しながらガンバスターへ突撃したのだ。 これまでガンバスターから接近戦を挑んだことはあっても、その逆は初めてだ。 相手の意図は分からないが、決着をつけに来たことは分かった。 相手の銃撃で多数の商品が落ちてくる中、ガンバスターは両腕両足のパーツを展開する。 『ノリコ、わかってるわね』 「はい、お姉様。油断はしない……これで!」 ガンバスターが待ちの体勢で出来る最大の攻撃の準備をする。 しかし、その必殺技……バスターコレダーが発動することはなかった。 UCR-10/Aは戦闘中のやりとりで、相手が生半可な武器では倒せないことを理解していた。 故に先程、島風の追撃戦で見つけた必殺の武器が眠る場所まで戦場を移動させる必要があった。 UCR-10/Aは銃撃によって落ちてくる商品の中から目当ての物を見つけると銃を捨てそれを抱え込むと同時に全力でブーストをかけた。 そうしてUCR-10/Aが抱えた金属製の『文鎮』がガンバスターの胸部に突き刺さった。 「あああああっ!!!?」 人間相手でも凶器になるのが文鎮という文具だ。 フィギュア相手に使えば破壊力抜群の武器となる。 いくらガンバスターが丈夫なスーパーロボット超合金とはいえ、文鎮による刺突……しかも己と同じスーパーロボット超合金の重量も加算されている。 ガンバスターが頑丈なモデルでなければ一撃でコアまで破壊できていただろう。 「うあ、ああああああ!」 『ノリコ!』 ミシミシという音を立てながら、UCR-10/Aは更に文鎮を押し込んでいく。 ガンバスターの意識が薄れかけたとき、轟音と共に相手のフィギュアがよろけ、胸部への圧力が軽くなった。 ガンバスターをその隙を逃さず、相手を殴り飛ばすと同時に距離を取る。 その胸部は大きな穴が空き、CSCが一部露出してしまっているが行動に支障はない。 先程の攻撃の発生源を見れば機能停止したと思っていた少女が、大砲を抱えている。 (よかった……生きてたんだ!) どうやら背中の武装パーツが盾になっていたようだ。路上で見たときにはあった灰色のパーツがない。 ガンバスターは敵がまだ起き上がれてないのを確認すると少女の方へと飛んでいく。 ビクッと怯えた様子を見せるが抵抗はなく、少女を抱えたまま近場の崩れた商品の山へと突っ込んでいった。 雑多な商品に囲まれた中で、二人はようやく落ち着いた。 「さっきはありがとう……助けに来たつもりだったんだけど、助けられちゃったね」 「あ……その……」 先程の敵に襲われたせいだろうか、まだ怯える少女に対してガンバスターは優しく話しかける。 「まだ名前を言ってなかったよね。私はノリ……ガンバスター。あなたは?」 「私は、島風……島風型駆逐艦、島風!」 ようやく元気になった島風の姿を見て、ガンバスターも全身の痛みが癒される気がした。 「そう、島風ちゃんね! それで、話したいことがあるんだけど……」 ガンバスターと島風、巨大ロボと艦娘というちぐはぐな二人の少女(?)の会話は弾んだ。 簡単な自己紹介から始まり、現状の確認……そして作戦会議に至ったとき、二人の周囲を炎が包んだ。 UCR-10/Aがビームマグナムを撃つ度、店内が燃える。 先程の二体が逃げ込んだ場所を中心に炎は広がっていく。 エネルギー系の武器は電力消費が大きいが、今回は必要経費だ。 いずれ店内のスプリクンラーによって消火されるだろうが、それまでフィギュアが耐えられるとは思えない。 すぐに火災場所から逃げてくるだろう。 予想通り、少女型を抱きかかえた黒のロボットが炎の中から飛び出てくるのにさほど時間はかからなかった。 あの炎の中でも少女型を庇っていたのだろう……黒のロボット、ガンバスターはパーツの所々が融けてしまっている。 「島風ちゃん、さっきの作戦通りにお願いね!」 「……!」 黒のロボットは上空からこちらに攻撃を仕掛け、少女型は拳銃をこちらに向けている。 少女型が手にした銃はこの戦闘で初めて見る支給品だ。 小さな指が引き金を引くと同時に電子音が響き渡る。 ――KAMEN RIDE RIOTROOPER―― 瞬間、少女を守るように3体のフィギュアが現れた。 「あのロボットを攻撃しちゃって!」 少女からの指令を受けた彼らは銃剣……アクセレイガンを構え銃撃をしかけてくる。 敵が増えたことに少し驚きを感じたが、彼らの攻撃は単調な物だった。 それだけなら問題なかったのだが…… 「バスタァァァァ、ビィィィム!」 ――ATTACK RIDE BLAST―― オレンジのフィギュア3体による弾幕、上空からのビーム、そして新たに銃弾の雨が襲ってくる。 さすがのUCR-10/Aも回避行動に専念せざるを得なかった。 やがて銃弾の雨が止み、銃撃を繰り返していたフィギュアの姿が転送された支給品と同じように消えていく。 どうやらあのフィギュアの増援は時間制らしい。 視線を黒のロボットと少女型に戻すが……少女型の姿が消えていた。 一体どこへ。 その答えは自分の後方……入り口側から、遠ざかっていく足音が全てを語ってた。 ガンバスター=ノリコは、まず島風をこの店から逃がすことを第一目的とした。 自分が万全の状態なら相手を倒してから共に脱出できただろうが、損傷がひどく100%勝てるとは言えないからだ。 まず窓からの脱出は敵に狙われやすい為、脱出方法の選択肢から外れた。 よって、残る脱出方法はUCR-10/Aが待ち受けているであろう入り口からの脱出。 通常ならガンバスターが足止め役となっても厳しいだろうが、ガンバスターの支給品を使えば成功確率を大きく上げることが出来る。 ガンバスターの支給品の一つ、ディエンドライバー。 これには仮面ライダーと呼ばれるフィギュアの召喚機能、それに一時的な透明化の機能があった。 ガンバスターの攻撃に合わせて仮面ライダーの召喚、同時に弾幕を張り、相手が回避に専念してる間に透明化、島風を文具店から脱出させる。 敵がこちらの隠れ場所を放火してきたので細かいところまで打ち合わせは出来なかったが、作戦はうまくいったようだ。 入り口で透明化が解除された島風が勢いよく駆けだしていく姿が見えた。 UCR-10/Aはライオトルーパーの消滅を確認し、島風が逃げたことに気づくとこちらに銃口を向けている。 ここからはガンバスターの仕事だ。 先程からの戦闘で負ったダメージは大きく、電力残量も心許ない。 正直相手を倒すことは難しいかもしれない。 (せめて、相手に隙が出来れば……) 無い物ねだりをするが、それが無理なのは分かっている。 せめて島風が十分な距離を逃げるまでの足止めをしようと決意したとき。 ――EXCEED CHARGE―― ディエンドライバーとは違う電子音が鳴り、黄金のエネルギーがUCR-10/Aの動きを封じた。 UCR-10/Aの背後に先程のライオトルーパーと似たフィギュアの姿が見える。 「島風ちゃん…!」 島風が脱出したのは確認済だ。 おそらく、最後にこちらの支援として仮面ライダーをもう一体呼んでいてくれたのだろう。 「お姉様」 『どうしたの、ノリコ』 「ごめんなさい、付き合わせて……でも私、島風ちゃんを助けられてよかった」 サポートAIのカズミ――自分の無理に付き合わせて申し訳ないと思う。 それでも悪のロボットに襲われる女の子を放ってはおけなかったのだ。 『いいのよ、ノリコ……それにここでやられるつもりはないでしょう?』 「ええ!」 ガンバスターは全エネルギーを脚部に集中させる。 あの仮面ライダーによる束縛もそう長くは保たないだろう。 一撃で勝負を決める! 「いくわ、お姉様!」 『ええ……よくってよ』 「スーパー!」 『イナズマ!』 「キィィィィック!!!」 仮面ライダーのキックにタイミングを合わせ、炎となったガンバスターは必殺の一撃を繰り出した。 ------- 島風は走る。 ガンバスターから伝えられた合流場所へ向かう為。 この殺しあいの中で出来た初めての仲間。 少し特殊な性格とはいえ、元々艦隊を組んで戦う艦隊これくしょん出身の島風だ。 仲間ができて一時的でも艦隊を組んでの戦闘は、彼女の心にプラス側に作用していた。 作戦通りに自分は店を出られたのだから、ガンバスターも敵を倒して後を追ってくるに違いない。 それで追いついてきたら「おっそーい!」と迎えよう。 殺しあいの中で出来た仲間との、そんな未来予想図を描きながら合流地点、駄菓子屋へと走り続けた。 【早朝/エリアP(路上)】 【島風@figma】 【電力残量:40%】 【装備:マント(ピッコロ)@S.H.シリーズ、パワーエネルギー砲(ゴーカイオー)@スーパーロボット超合金、ディエンドライバー(仮面ライダーディエンド)@S.H.シリーズ】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(連装砲ちゃんx3、五連装酸素魚雷(大破))】 【状態:ダメージ小、艤装大破】 【思考・行動】 基本方針:スピードなら誰にも負けません。速きこと、島風の如し、です! 1:誰よりも速くなりたい 2:ガンバスターと合流して艦隊を組みたい ※ディエンドライバーで使えるカードは、仮面ライダーディエンド付属の物のみになります。 ※ディエンドライバーで呼び出したフィギュアは一つの命令しか実行できません。またダメージは引継となり破壊された場合は召喚不可となります。 店内に、ようやく作動したスプリンクラーの雨が降っている。 その雨の中、UCR-10/Aはガンバスターが機能停止しているのを確認すると散らばった支給品を回収する。 あの時、身体の動きを封じられていたUCR-10/Aだが、何も出来なかったわけではない。 指一本動かせなかったが電子頭脳を動かし思考することは出来たし……なにより支給品を転送することが出来た。 己の身を動かせないなら、他の要因で動かすか……相手を動かせばいい。 支給品の中から最も大きな障害物を選び、己の目前に転送した。 IV号戦車D型 本戦仕様。 figmaアイテムの中でも最大級の個体が、前方から迫っていたガンバスターの身体を押し潰した。 背後からの攻撃はそのまま直撃するが、同時に身体の束縛が解けたこともわかった。 ダメージから立ち直ったUCR-10/Aは己の武器を転送する。 目の前には戦車に押しつぶされ、電力を使い切ったせいで弱々しく足掻く獲物の姿。 その頭部に向け、銃の引き金を引いた。 取り逃がした少女型の動向は気になるが、この場にすぐ戻ってくることはないだろう。 滅茶苦茶に荒らされた店内を見渡す。 本来の目的である右手の補強はまだ成されていないし、武器の調達もまだ足りない。 しかし……まずは充電が必要だ。 補給無しでは戦い続けられないのは原作でも現実でも同じなのだから。 【ガンバスター@スーパーロボット超合金 機能停止】 【早朝/エリアU(文具店内)】 【UCR-10/A@スーパーロボット超合金】 【電力残量:20%】 【装備:URF-15 VALDOSTA(ライフル)、UEM-34 MODESTO(パルスマシンガン)】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(KO-5K4/ZAPYATOI(ガトリングガン))、ビームマグナム(ユニコーンガンダム@ROBOT魂)、IV号戦車D型 本戦仕様@figma、 バスターホームランx2、ゲッターファイナルトマホーク(ダイナミックオプションパーツセット)@スーパーロボット超合金、拡張パーツ×1~2】 【状態:ダメージ中、背部に損傷】 【思考・行動】 基本方針:好きなように生き、好きなように死ぬ。 1:充電する 2:手首を補強する ※手首が取れ易いです。ガトリングガンのような重量がある・重心が傾いている武器を持って激しい機動をした場合、手首がほぼ間違いなく落ちます。 ※このプログラムにおいてミサイルやハンガーユニットが起動するかどうかは後の人に任せます。 前:可能性の蟹 投下順に読む 次: 前:可能性の蟹 時系列順に読む 次: 前:速さが足りない! 島風 次: 前:逸脱した存在達 -beyond the bounds- ガンバスター 機能停止 前:速さが足りない! UCR-10/A 次: ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/a_hirano/pages/15.html
wikiトップページへ戻る 世界フィギュア選手権特集を見る 浅田真央特集を見る スマホの人は、PC表示にした方が見やすいです! 金メダルのソトニコワと銀メダルのキムヨナ、そしてフリーで6種類のトリプルジャンプに挑戦した浅田真央と、点数のつき方についてはかなり激しく論争されていますが、ソチ五輪における主要選手の点数をまとめたいと思います。 女子シングル ショート フリー コメント ソトニコワ 今回のソチ五輪金メダリスト。銀メダルのキムヨナ、銅メダルのコストナーとはほぼ力に差異は無いように思えたが、途中の3連続のジャンプでよろめいたこと、他の二人と比較して加点が総じて1点~1点後半と非常に高いのとでやはり若干の違和感は残る。 キムヨナ 銀メダリスト。特徴としてはとにかく3ルッツ-3トゥループの完成度の高さ、全体的なスピード。加点も1点を超えるものも多い。 コストナー イタリアで開催されていたなら、確実にこの人が金メダルであっただろう。ショート、フリーともにほぼノーミスであり、曲と演技が非常にマッチしていた。 浅田真央 ショートで16位と彼女の実力からすればありえない成績だったが、フリーでは見事に「ノーミス」に近い演技を披露。しかし、3ループ、3トゥループでダウングレード判定され、他のジャンプについての加点も総じて低い結果に。 鈴木明子 五輪特有の緊張感から本来の力は100%発揮出来ていなかった。 村上佳菜子 最初の3トゥループ-3トゥループのレベルが高く、加点が1点以上つく。しかし、こちらも五輪での緊張からミスが散発し、本人も不本意な結果となってしまった。 リプニツカヤ 団体戦での完璧な演技とキャンドルスピンで非常に高い注目であったが、本番ではいくつかのミスがあり、メダルを逃す。しかし、こちらも加点が高い。レベルは高いがジャンプの高さは無く、やはり点数への違和感は残る。 ショートプログラム全選手点数詳細を見る フリー全選手点数詳細を見る 男子は、羽生結弦が日本男子として初の金メダリストとなった。主観的には、ジャッジの「ひいき度」としてパトリックチャンが最有力と思えたが、目に見えて明らかなミスが多発してしまい、銀メダルに終わる。 男子シングル ショート フリー コメント 羽生結弦 金メダリスト。フリーでは4回転サルコウに挑戦して転倒したが、ダウングレードもなく4回転サルコウ判定であった。あと、4回転トゥループ、3アクセルに関する加点が2点を超え、この辺が明暗を分けたように思えた。 パトリックチャン 銀メダリスト。プログラムコンポーネンツでは羽生を上回る。明らかなミスが度重なってしまったが、加点の付き方が大きくて、減点幅が少ないため、細かいミス程度に抑えていれば、明らかに金メダルへの風は吹いていた。 デニステン 銅メダリスト。ショートプログラムでは9位と出遅れたが、フリーでは、得点の高いジャンプを確実にこなし、スピンでのレベル4も多く、見事に盛り返した。 町田樹 総合5位。ダウングレード判定は無かったものの、成功したジャンプの加点のつき方は低く、演技構成点もやや低めであった。 高橋大輔 総合6位。演技構成点は高かったが、この大会では4回転ジャンプを決めることが出来なかった。 ショートプログラム全選手点数詳細を見る フリー全選手点数詳細を見る wikiトップページへ戻る 世界フィギュア選手権特集を見る 浅田真央特集を見る
https://w.atwiki.jp/anipicbook/pages/976.html
全てのフィギュアはこちら
https://w.atwiki.jp/figbr/pages/55.html
失われた伝説を求めて ◆ACT//GA03c 琥珀色の男の夢、何処に。 ▼ ▼ ▼ 学校と住宅地を隔てる裏道路沿いに並ぶ街灯のうちのひとつが、その時、不自然にスパークした。 断続的な放電音と共に火花が散り、電灯がそれに合わせて明滅した後、一際目立つショートと共に明かりを消した。 それだけなら、単なる電気機器の故障で片付くかもしれない。危険だからと速やかに業者に連絡が行き、遅かれ早かれ修理されて終わりだろう。 ここが平和な街の一角であるならば、さして注目もされることなく、精々通学中の小学生が話題にするような、つまらない出来事だ。 しかし、あいにく今この瞬間、この街に本来の住人であるはずの人間はひとりもいない。 そして代わりに息を潜める小さな者たちには、今ここで起こっているのが単なる偶発的な故障でないことは理解できるに違いない。 これは故障ではなく破壊であり、しかし故意ではなく事故であることも、居合わせた者がいたとすれば一目瞭然だろう。 何故ならこの破壊をもたらした者たちは、今も戦場を移しながら戦い続けているのだから。 その姿は、正義のヒーローとはほど遠い、バッタの化け物のような醜いシルエットをしていた。 その男『シン』は、自分が足場にしていた街灯のカバーが電灯ごと破壊されたのと同時に跳躍し、光源を失い闇を濃くした周囲を暗視モードで見渡した。 足場と呼べるほど確かな面積を持つ場所が存在しないことを確認すると、電信柱の脇に突き出た工事用の掴まり棒を両手で握る。 あくまで人間が柱を登るために誂えられたそれは身長15センチのシンにはあまりに太過ぎたが、彼の握力と指先の鉤爪は一瞬だけでも体重を支えることに成功した。 その一瞬でシンは全身を軽業師のように捻って再度宙に舞い、空中で両腕を大きく広げて戦闘の構えを取りながら、電線の上に着地した。 接地の衝撃ですら大きくたわむ、この電線という不安定すぎる足場から落ちないように体勢を整えながら、シンは油断無く闇を睨む。 彼が高速振動する鉤爪「ハイバイブ・ネイル」を構え、まさに臨戦体勢に入ったのと、夜を貫くように深紅のボディが懐に飛び込んで来たのはほぼ同時だった。 「おりゃあああああああッ!!」 赤い襲撃者が雄叫びを上げる。 それを新たなる開戦の合図として、シンのハイバイブ・ネイルと、襲撃者――紅のスーパーロボットの爪がぶつかり合った。 互いの爪が互いを弾き、火花を散らし、しかし両者は怯むことなく無数の斬撃を振るい、かわし、打ち合わせる。 そのうちに生まれた僅かな隙を突き、シンの爪撃を掻い潜って手刀を振り上げた赤の機体の前腕部に、ノコギリ状のブレードがきらめく。 シンの胴体をCSCごと切り裂かんとするその一撃に対して、シンは同様に手刀を構え――同じように前腕部に立ち並んだ棘「スパイン・ブレード」で受け止めた。 互いの体重と戦意を乗せた、手刀同士の鍔競り合い。シンと赤のロボットは噛み合ったブレード越しににらみ合い、そして同時に『口を開いた』。 口を開いたというのは、決して比喩ではない。 シンの口はまず人間のように縦に開き、それから昆虫めいて下顎全体が左右に割れた。 赤いロボットは機械ではなく鬼か悪魔のようにその口を開け、立ち並ぶ鋭い歯を剥き出しにした。 「「オォォオオオオォォォォォッ!!!」」 そして叫んだ。 いや、二重に響いたのは、叫びというよりも咆吼だった。 僅か15センチの体から同時に放たれたその轟きは夜風を振るわせ、周囲の空間ごと震動しているような錯覚すら両者に与えた。 気合いと共に双方の前腕部ブレードが再び激突し、衝撃で足元の電線が大きく揺れる。 咄嗟にその反発力を利用して、シンは後方宙返りしながら飛び退き、再び超人的バランスで電線上に着地した。 そして睨む。目の前の敵を。悪鬼のごとき形相を浮かべる、深紅の破壊者を。 同じ技。同じ戦闘スタイル。同じ怪物的な意匠。姿形はあまりにも違うのに、自分と目の前のロボットは不思議なくらい似通っていた。 それに直感だが、自分と相手には、それ以外の何か、もっと深いところに共通するものがあるように感じた。 「風祭真……いや、改造兵士(サイボーグソルジャー)レベル3……!」 赤のロボットは空中に静止したまま、先ほどの咆吼とは全く違った低く静かな、しかし怨恨と殺意に満ちた言葉を発する。 シンはその身に緊張を走らせながら、内心で当惑した。 名乗った覚えはない。なのに自分のオリジナルの本名どころか、その実体まで知られている。 「……ネットツールで検索でもしたのか? 戦いながら、大した余裕だな」 「そうじゃない。知ってるんだよ、お前等のことは。あらかじめ、最初から……俺自身以外のことは……!」 悪魔めいた表情が一層強ばり、言葉の響きが更なる怨嗟を帯びる。 この戦意は何だ。この敵意は何だ。この殺意は何だ。 自分という個人に対する憎しみではない。この世の全てを呪っているような、そんな昏い意志。 「何がなんだか分からないって顔だな。いいだろう、教えてやるよ。お前にだけは、な」 まるで、そんなシンの考えを読むように。 破壊者は吐き捨てるような口調で告げた。 「俺の名はゲッターアーク。最後のゲッターロボ……そして、存在しないはずだった61体目のアクションフィギュアだ」 ▼ ▼ ▼ ――遡ること数日前。 総合自律戦闘実験『BATTLE ROYALE』の準備は、滞りなく進んでいた。 様々な思惑をはらみ、選出されたフィギュアは60体。それぞれが異なる姿を持ち、異なる性能を持つ。 戦う術を持つもの、持たないもの。空を飛べるもの、地を走るもの。人間、ヒーロー、ロボット、怪獣、そしてそれ以外。 そしてそれぞれに、人間たちは自我を与えた。 武装神姫には機種固有の設定に沿ったパーソナリティを。それ以外には、原作を反映した記憶と人格をだ。 だが、全フィギュアのコアユニットに人格プログラムが搭載し終わろうとしている時。 ふと、ほんの些細な好奇心が、とある人間の口を開かせた。 あえて既存のキャラクターを原型とするアイデンティティを与えないフィギュア。 そんな存在が、一体くらいいてもいいのではないだろうか。 この戦闘実験に適合するよう調整し、他のフィギュアに対して脅威という名の外的刺激を与える存在。 怪獣王や完全生命体とは違う、理性を持って破壊をもたらすもの。 なるほど、と他の誰かが言う。 イレギュラーな要素はこの盤面に我々の予期しない変化を生み出すかもしれないと。 たとえるなら、トランプの番外カード――『ジョーカー』のように。 しかし、対象はどうする? 60体の設定は既に完了したも同然だ。新たなフィギュアをあてがう必要がある。 目的を考えれば、出来れば戦闘モデルが望ましい。 非戦闘モデルが生き残れないというわけではないだろうが、生存率は高いに越したことはないというのもある。 また独自の人格を前提とした武装神姫では意味がない。 あくまでアイデンティティをあえて与えられていない存在でなければ独自のデータ収集がが出来ないからだ。 そして、イレギュラーは「闘争」を体現し、自らの自我を「進化」させるようなフィギュアであるべきだ。 しかし、そんな条件を満たすようなフィギュアがいるのだろうか? いるじゃないか。「闘争」と「進化」の具現。そして、永遠に未完成な存在が。 サーガの終わらない終章を象徴するゲッター線の申し子。 その名を『ゲッターアーク』……このフィギュアこそ、61体目の『ジョーカー』にふさわしい。 そうして、イレギュラー・モデルは投入された。彼自身の自我と尊厳を、オモチャ同然に踏みにじる形で。 ▼ ▼ ▼ 「……この街で目覚めた時、俺は震えたよ。空っぽだったからな。俺にあったのは、ゲッター線の意志とでも言うべき、怒りと闘争本能だけだった」 ゲッターアークは、臨戦態勢のまま動こうとしない改造兵士レベル3ことシンを空中から見下ろしながら、静かな怒りを剥き出しながら語った。 「オリジナルの記憶を持たない俺は、せめてとばかりにオリジナルの物語にすがった。だが検索で得られたのは、元々俺に結末などなかったという事実だけだ」 ゲッターロボサーガ。 それは無限の進化をもたらすエネルギー、ゲッター線に魅入られた者たちの戦いの運命を描く物語。 しかしその最終作であるゲッターロボアークという作品は、原作者の逝去によって図らずも未完の終章となってしまった。 その主役ロボットであるゲッターアークもまた、いわば生まれながらに未完の存在だったのだ。 「俺は……ゲッターアークは『虚無』に迎え入れられることすらなかったゲッターだ……! そんな俺が最後の寄る辺となる記憶すら奪われて、この怒りだけをもってどう生きればいい!」 アークは牙も露わに吼えた。 怒りだけがあった。自分が何者でもないことへの怒りが、今はベクトルを持ってシンへと向かっている。 そのシンは、僅かに目を伏せ、逡巡した様子を見せてからその怪物めいた複眼をゲッターアークへと向け、声を発した。 「……何故、それを俺に話した。お前が人間達の言う番外カード、『ジョーカー』だと言うのなら、その秘密を俺に告げた理由は何だ?」 「お前になら話していいと思ったからだ。永遠の《序章(プロローグ)》を生きるお前なら、俺が理解できると感じたからだ」 ゲッターアークは知っている。 オリジナルの記憶の代わりとしてあらかじめ60体の知識を与えられた彼には、目の前の奇怪な怪人もどきのオリジナルが辿った、 いや、辿ることの叶わなかった幻の運命を知っている。 真・仮面ライダー序章。 遂にその真の物語が描かれることはなかった、永遠のプロローグ。 ただ生きる為に戦い、復讐の為に殺し、それでもヒーローにはなりきれなかった悲劇の男。 その男、風祭真の記憶を継ぐものであれば、「結末を与えられなかった者」として理解し合えるのではないかと思ったのだ。 慣れ合いたかったのではない。傷のなめ合いがしたかったのではない。ただ、理解者が欲しかっただけだった。 「戦って分かった。お前は強い。だが強さを持て余すのも辛いだろう。俺と来い、改造兵士レベル3。俺と物語を創らないか」 「物語……?」 「そうだ。俺はあえてあの人間どもの計略に乗ってやる。だがそれは奴らの為じゃない。俺はこの戦いを通して、俺自身の物語を獲得する!」 物語。 そうだ。自分だけの人生と言い換えてもいい。 記憶を持たず、結末を持たないゲッターアークが戦う理由。 自分自身を手に入れられるなら、自分を弄んだ人間達の掌の上で踊る意味はある。 自分だけの物語を見つけられるなら、他の60体のフィギュアを皆殺しにして、屍の山の上で孤独となる価値がある。 だが、そのアークが共闘出来る存在と見込んだ緑の怪人は、その醜い姿とはかけ離れた清廉な眼差しをもって、アークの提案を打ち払った。 「確かに俺のオリジナルは、ヒーローになれなかった……俺はその記憶だけを引き継ぎ、序章の中だけで生きる存在だ……」 だったら、と言おうとしたゲッターアークをシンは視線だけで制した。 「だが、俺は彼の戦いが無意味だったとは思わない。いや、この俺が無意味にはさせない。風祭真の戦いを、誰にも笑わせない!」 シンの複眼がきらめく。 その輝きは、かつてテレビの中で人類の自由のために悪の秘密結社と戦い続けた仮面の戦士達と同じ光だ。 「かつて風祭真が歩めなかった道を、俺が往く! 俺を改造兵士と呼ぶな! 俺は……俺は『仮面ライダーシン』!」 仮面ライダー。 自らヒーローとしての名を名乗った改造兵士レベル3……いや、仮面ライダーシンの姿を見て、ゲッターアークは悟った。 自分と目の前の男は、限りなく似通いながらも決定的に相容れない存在だと。 ゲッターアークは背中の避雷針めいたウイングを広げた。 「……決裂だな。今は破壊しないでやる、仮面ライダーシン。俺は俺の為に全てを破壊する。お前はどうする?」 「止めてやるさ。俺は仮面ライダーだからな」 「せいぜいヒーローごっこでもやっていろ。だが次に会う時は、俺の存在証明の為に死ね……!」 ゲッターアークは高空へ浮き上がり、仮面ライダーシンを一瞥もせずに急加速すると、UFOめいたジグザグ軌道でその場を飛び去った。 シンの決意の言葉が電脳内で反響する。 己をオリジナルが成り得なかったヒーローと定義する姿を思い出すたびに、収まったと思っていた怒りが膨れ上がっていくのを感じた。 ゲッター線の本質は進化と闘争。図らずも自分がゲッターの在り方に従っていることにも苛立ちを感じ、アークは更に加速する。 今の自分には破壊しかない。ただ、それでもその先にあると信じる、失われた伝説(ものがたり)を求めて。 【深夜/エリアT(市街上空)】 【ゲッターアーク@リボルテック】 【電力残量:80%】 【装備:なし】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(ダブルトマホーク)、拡張パーツ×1~2(確認済み)】 【状態:損傷軽微】 【思考・行動】 基本方針:戦いに勝ち残り、自分だけの物語を獲得する 1:敵は手当たり次第破壊する 2:仮面ライダーシンに対する同族嫌悪 ※最初の60体に含まれないイレギュラー・モデルです。 ※原作の記憶を持たされていません。代わりに他の参加者に対してある程度の知識を持っています。 ▼ ▼ ▼ 「自分の物語、か」 残されたシンは、ひとり地面に降り、街灯の明かりの下で佇んでいた。 だが、赤い軌跡が再び戻ってくる気配を見せないことを実感すると、彼は自分の拡張パーツを転送した。 それは三対のマフラーが特徴的な、真っ白いバイクだった。 期せずしてそれは、シンがその名を継ぐヒーローがかつて駆っていた相棒だった。 シンは何も言わずにそれに跨った。 初めて乗るのに、ここがはじめから自分の居場所であったような、そんな気がした。 仮面ライダーを載せて、サイクロン号のエンジン音が闇に轟く。 【深夜/エリアT(路上)】 【仮面ライダーシン@S.H.シリーズ】 【電力残量:70%】 【装備:サイクロン号@S.H.シリーズ(電力残量:100%)】 【所持品:クレイドル、拡張パーツ×1(未確認)】 【状態:損傷軽微】 【思考・行動】 基本方針:オリジナルの代わりにライダーとなる 1:仮面ライダーとして自由のために戦う ※サイクロン号はバッテリー内蔵です。本体の電力を消費しませんが、代わりに充電にはクレイドルが必要です。 前:code666443 “アクションフィギュア”その戦う定めとは……! 投下順に読む 次:ふたりの『兜甲児』 前:code666443 “アクションフィギュア”その戦う定めとは……! 時系列順に読む 次:剣の舞 ゲッターアーク 次:ゲッターの黒い影 仮面ライダーシン 次:INSIDE IDENTITY ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/kuizu/pages/1680.html
figure skating 自作 佐野実といえばラーメン店「支那そばや」の店主ですが、 佐野稔といえばインスブルック五輪に出場した何というスポーツの選手でしょう? (2010年4月10日 Twitterクイズ大会 ) タグ:スポーツ・その他 Quizwiki 索引 な~ほ イナ・バウアー ジョン・ボルドウィン リフト レオタード 井上怜奈 髙橋大輔
https://w.atwiki.jp/figyua/pages/47.html
原型師 ―か行― 記号 あ か さ た な は ま や ら わ 戻る 原型師 ―か行―怪屋ハジメ(アセトン) 【かいやはじめ】 香川雅彦(海洋堂) 加藤太一 加藤仁志(チーム・ストライク!) 川崎 和史 川畑和男 かわにしけん(ぐりむろっく!) 河原 隆幸 北出正人(マックスファクトリー) キバヤシノリオ(アイアップ) 橘川てふ(キツテフ) 工藤祐司 クラムジー零(ゼロ) 倉本育馬(ミリメートルモデリング) 呉 宝紅(タイガーゲート) 黒田真徳(マックスファクトリー) ケルベロスプロジェクト 紅月 一 【こうづき はじめ】 越沼真司(マックスファクトリー) 小沼佳正(カントリーガール) 小幡貴比呂 小林 真(Long Long) 怪屋ハジメ(アセトン) 【かいやはじめ】 http //www.h4.dion.ne.jp/~acetone/index.html シュラキ リゼ(リゼフィス・ルテティーヴァ・メンテ) ねんどろいど コトナ・エレガンス ねんどろいど レ・ミィ メルティブラッド ぷりてぃコレクション パピヨンローゼ 香川雅彦(海洋堂) 世界名作劇場ミニヴィネットシリーズ AKIRAミニヴィネットシリーズ 手塚治虫ミニヴィネットアンソロジー ポケットモンスターバトルフィギュアコレクション 加藤太一 ユウリィ・アートレイデ ヴァン でぃふぉるメイトシリーズ セイバー アーマーver. セイバー GSC版 アル・アジフ マックス版 プレネールさん リボルテック クイーンズブレイド エキドナ 加藤仁志(チーム・ストライク!) 灼眼のシャナ 第一章~運命~ 川崎 和史 アリス・L・マルヴィン 高町 なのは GSC版 フェイト・テスタロッサ GSC版 キノ 川畑和男 ねんどろいど くわがたツマミ&じょしちゃん 両儀 式 ファウナ マックス版 日向 ひまわり かわにしけん(ぐりむろっく!) http //members2.jcom.home.ne.jp/grim-rock/ エトナ 和風堂玩具店版 河原 隆幸 FA4 Fate/hollow ataraxia FA4 アイドルマスターコレクション Part.1 FA4 TYPE-MOON collection 黒セイバー ドレスVer. Fate/stay nightトレーディングフィギュア シュラキ 柳 妹鳳(リウ メイフェン) 北出正人(マックスファクトリー) ファサリナ エマ イグニス マックス版 南部 千歳 コレクト500「あまえないでよっ!」 キバヤシノリオ(アイアップ) エクセレントモデルCORE クイーンズブレイド R-1 森の番人ノワ エクセレントモデルCORE クイーンズブレイド P-2 鋼鉄姫ユーミル 橘川てふ(キツテフ) http //www.geocities.jp/shing_en/ FA4 Navel キャラクターズ ぷりてぃコレクション 工藤祐司 COLLECT800 こどものじかん 真宮寺 さくら COLLECT600 ガン×ソード#17 コレクト700 ひぐらしのなく頃に コレクト500「あまえないでよっ!」 クラムジー零(ゼロ) かしまし 大佛はずむ(おさらぎはずむ) やまと版 倉本育馬(ミリメートルモデリング) http //www.aa.alles.or.jp/~makura/ 水樹 マイア エスカレイヤー 遠坂凛 水着Ver. セイバー 水着Ver. アルター版 間桐 桜 水着Ver. アルター版 セイバー メイドVer. アルター版 月宮 楓 呉 宝紅(タイガーゲート) アニエス・ベル 黒田真徳(マックスファクトリー) 瑠珈(ルカ) アリシア・フローレンス マックス版 月宮 あゆ マックス版 COLLECT800 こどものじかん 涼宮 ハルヒ マックス版 COLLECT600 ガン×ソード#17 コレクト500「あまえないでよっ!」 アイシア セイバー/Zero ケルベロスプロジェクト いろは アートストーム版 Novia (ノービア) ちぃメイドアリス ナコルル アートストーム版 瑞香 (みずか) CL#002 爆裂天使メグ 1/7 CL#008 TSUKASA BULLET SOUND PRETTY CL#005 Mine bluE #010 「白い原付で海に向う、青い水着の女の子」 Creators’Labo 爆裂天使 メグ スペシャルカラーver. (ピンク) CL#005 Mine bluE#010 「常夏、ブラックライダー」 CL#005 Mine bluE#010 「妄想…原付と、女の子と、桃源郷」 こみっくパーティー 高瀬瑞希 やまと版 Pia?キャロットへようこそ!! G.O. 椚あやの メイドタイプ 紅月 一 【こうづき はじめ】 http //littlepinksummer.blog95.fc2.com/ イリヤ 水着Ver. ファウナ アルター版 レウコテア 越沼真司(マックスファクトリー) 沢渡真琴 間桐 桜 夕支度Ver. セイバー 休日 Ver. COLLECT800 こどものじかん 朝倉 涼子 長門 有希 マックス版 魔宮 あゆみ COLLECT600 ガン×ソード#17 白河ことり マックス版 小沼佳正(カントリーガール) 鳳仙 エリス 06年11月発売版 小幡貴比呂 真行寺 真央 GSC版 乱崎凶華&プチ凶華 乱崎凶華担当? 小林 真(Long Long) 花本はぐみ (はぐ) CL#010 YUG PVC フィギュア くまさん CL#006 ハチミツとクローバー 花本はぐみ CL#007 ハチミツとクローバー 山田あゆみ CL#004 灰羽連盟 ラッカ#2 CL#003 「灰羽連盟」ラッカ #1 君島ナナ ぱろぱろタイプ
https://w.atwiki.jp/vipcommittee/pages/124.html
VIP (Visual Information Processing) 趣旨 CG、HCI、UI、ビジュアリゼーション等について、広く知識を得る機会を設ける。 他大学の学生との意見交換の場を設ける。 企画、運営を学生によって行い、将来的には大学の枠を超えた学生へネットワークを広げることを目指す。 テーマ 主なキーワードは下記のとおりですが、これらに限るものではありません。 グラフィクスの基礎:レンダリング,モデリング,データ構造,データベース,計算幾何学 グラフィクスシステム:グラフィクス言語,ソフトウエアパッケージ,入出力デバイス,グラフィクスハードウエア, GPU コンピューティング,ユーザインタフェース,ネットワーク用グラフィクス,標準化 グラフィクスの応用:マルチメディア,アニメーション,NPR,イメージベースレンダリング,アート,人工現実感,自然物表現,実写合成,ビジュアライゼーション,情報可視化,ゲーム,Web グラフィクス,デ-ジタルアーカイブ,3次元計測,スケッチ,医用グラフィクス,地理情報処理 CAD:計方法論,幾何モデル,位相モデル,図面入力と処理,デジタルエンジニアリング 画像処理,コンピュータビジョン:画像表示・出力,画像計測,画像認識・理解,多次元画像,画像応用システム,ビジョンとグラフィクスの融合 実施方法 本合宿は企画、運営を学生によって行います。そのため、これらに積極的に関わる意思をもって参加してください。 合宿では原則全員に発表していただきます。発表内容、レベルは問いません。研究室配属されたばかりの4年生は、論文紹介でも構いません。なお、発表形式は登壇、ポスターのいずれかになります。 A4サイズ2枚以内の予稿を提出していただきます。ただし、発表同様、その形式、レベルは問いません。 学生の参加に際し、その指導教官である先生方にも協力を求めることがありますので、ご理解いただけますようお願い致します。 希望者が定員を超えた場合、同一研究室からの参加人数を制限させていただく場合がありますので、ご了承ください。 主催 画像電子学会学生会 情報処理学会グラフィクスとCAD研究会 「VIP」を編集